Q. ステインマジックの化繊用とウール用の違いについて教えてください。

A. ステインマジックは素材(化学繊維か天然繊維)によって化繊用・ウール用を使い分ける必要があります。なぜ使い分けるのか…それは素材の個性の違いからなのですが詳しくご説明していきます。

下図の通り、化学繊維の表面にはダイサイトと呼ばれる目に見えないほどの小さな穴がいくつも開いています。カーペットの色となる染料はそのダイサイトの中に入っています。繊維についたシミはしっかりと除去できるステインマジックですが、ダイサイトの中には簡単には入り込むことができないため、回収なしで放置しても色が落ちることはありません。

一方、ウール(天然繊維)の繊維の表面にはキューティクルと呼ばれる鱗状のものがあり、染料はそのキューティクルの裏側に入っています。キューティクルのひだはとても大きいため(下図参照)、ステインマジックは表面に付いたシミに反応した後、ひだの裏側にある染料にもアタックし始めます。そのまま放置すると染料を落としてしまう危険があるためウール用は化繊用と比べてゆっくり反応するように作られています。ウール用を使用の場合は30分~1時間放置した後、必ず回収をしましょう。シミが残るようであればシミが落ちるまで何度か同じ作業を繰り返します。色落ちしないよう慎重な作業が必要です。

洗剤の反応スピードが化繊用とウール用の大きな違いになります。

関連記事

ページ上部へ戻る