カーペットの素材 ウールと化繊の簡単な見分け方
化繊とウールの見分け方はたくさんあります。
その中で簡単な見分け方を一つご紹介いたします。
まずは化繊のカーペットです。
化繊のカーペットはナイロンはシミになりますがポリプロピレン(PP)はシミになりません。
その時点で化繊ならナイロンと判断できます。
①カーペットの端から繊維を数本取ってください。
②繊維を燃やしてみます。(火事に気を付けましょう)
③ナイロンはグジュグジュと溶けてしまいます。
臭いはセロリのような臭いがします。
あるいはプラスチックが燃えたような石油精製品独特な臭いがします。
④ウールカーペットは灰になります。
臭いは髪の毛を燃やした臭いと一緒です。
ウールカーペットのクリーニング時やシミ取りの際は、必ずウール用の洗剤を選びましょう。
ウール用ではない洗剤を選ぶと、様々なトラブルになります。
・アルカリ焼けする(黄色くなる)
・元の色が落ちてしまう。
・仕上がり感がゴワゴワになり風合いが損なわれる。
等など、弁償の対象になってしまうことが多々あります。
下の動画をご覧になれば分かり易いと思います。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=usDEtqlcr84&feature=plcp[/youtube]
以上、どうぞ参考になさってください。