カーペットクリーニングの前処理剤と回収剤
前処理剤と回収剤が一体どういうものなのか? 簡単にご説明させていただきます。
ワイシャツを洗濯するときに、首回りがすごく汚れていたら・・・
襟首用の洗剤を使いますよね。
これは強力な汚れを分解する洗剤です。そして、もみ洗いやブラシ等をします。
しばらくして洗濯機にかけるとき・・・
ワイシャツ全体に襟首用の洗剤を付けて洗いますか?
洗いませんよね?
洗濯洗剤を使用して洗いますよね?
では、これをカーペットクリーニングに置き換えてみましょう。
・襟首用の洗剤=前処理剤
※アメリカでは「トラフィックレーンクリーナー(重歩行路線用洗剤)」と呼ばれている
・もみ洗い=ブラシやポリッシャーを回してアジテーション
・洗濯洗剤=回収剤
よって、回収剤はとても重要なんです。
回収剤を使用しないのは、洗濯洗剤を使っていないのと同じなんです。
汚れが酷い場所に前処理剤をスプレーする。
回収剤をきちんと使用していれば・・・
廊下の端や、汚れていない場所にはスプレーする必要はありません。
回収剤がウォンドの先で洗濯機のように、分解された汚れを乳化して吸い込んで落としてくれます。