Q.プロアシドを使った鏡面のウロコ取りについて教えてください

↑の動画についてのお問合せです。

Q1.三枚刃を使用する際に水で施工面を濡らしていましたが、何故ですか?見やすいという理由で今までは乾いた状態で使用していました。

A1.GSRの前処理としての施工の場合は、施工面保護のために水を撒いて使用していただくようにお知らせしています。うろこは見えにくくなってしまいますが、この場合は三枚刃でうろこを完全に落とそうとするわけではなく、先端部分を落とすだけですので、ガリガリと施工する必要はありません。

つるつるになっている先端のみを落として、うろこ自体に洗剤がよく浸透するために行う作業です。

Q2.鏡やガラスドア(フィルムを貼っていない面)で、もともと傷がついているもの(電球で照らすと見える浅い傷や真正面から見てわかる深い傷)には三枚刃を使うと傷がつきますか?

A2.物理的には必ず傷がつきます。三枚刃でうろこそのものを落とすことを考えると、その危険が大きいかと思います。

Q3.三枚刃の後にプロアシドという酸性洗剤を塗っていましたが、これはオススメですか?鏡やガラスの水垢を落とすのに酸性洗剤の成分で、こういう成分が入っているのを使うのがオススメというのがありましたら教えてください。

A3.弊社の酸性洗剤プロアシドはもちろんおすすめです。配合されている酸はスルファミン酸という金属が腐食しにくい酸を使用していますので、塗布して時間をおいても素材を傷める危険が少ないです。(水養生程度で大丈夫です)

Q4.動画でプロアシドを結構塗っていた気がしました。塗る量についてお聞きしたいのですが、表面が濡れるくらいがいいですか?厚く塗った方がいいですか?湿布するのがいいですか?

A4.塗布量については表面が濡れる程度に馴染ませます。ひどい汚れの場合でも量は一定で濃さを変えることで対応します。プロアシドは原液から6倍程度まで希釈して使用出来ますので、現場に応じて使い分けていただきます。

塗布後は流れないように出来ればラップをしていただく方が効果的です。ラップはサランラップでも構いません。流れてしまわないようにその場にとどめておければ大丈夫です。専用の道具は必要ありません。

注意点は縦面での施工の際に、下側にあるカラン等の金属部分の「水養生」は必ず行ってください。(水養生=先に水をまいておき、酸がかかっても薄まるようにしておきます)

Q5.動画では機械洗浄に白パッドを使っているように見えました。機械洗浄には白パッドとアクアパッド、どちらがオススメですか?

A5.動画では白パッドを使用しています。基本的に研磨剤の入っていないものなら何でもOKですが、弊社オリジナルのアクアパッドは適度な硬さで力みなく使用出来るかと思います。ポリッシャーの大きさに合わせてカットも可能です。

 

 

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