カーペットクリーニングの基本【ドライバキューム】

カーペットの基本はドライバキュームです。

それはなぜか?

カーペットの汚れの70%~80%はバキュームで回収で出来ます。

乾いた汚れは濡らさずに回収するのが一番です。

たばこの灰をカーペットの上に落としたとします。

・・・雑巾でこすりますか?

答えはNOですね。

濡らしたら汚れが繊維の奥に浸み込んでしまいます。

紙パックの中のゴミを水に濡らして取るとどうなるか・・・

回収にどれだけの労力がかかるか・・・

IICRCでもバキュームは重要な工程の一つと推奨しています。

最初に必ずバキュームをしっかりかけましょう。

—————————————————————

バキュームをかけない場合のマイナス点

■すっきりと綺麗にならない

■浮きジミになってしまう危険がある

■作業効率が悪くなる(余計な労力が必要になる)

■水に濡らすと汚れは取れにくくなる

—————————————————————

カーペットクリーニングには「アップライト型」のバキュームがお勧めです。

(※上記の画像は弊社で取り扱っている【メタザロイ】です)

なぜでしょうか?

最近は特にタイルカーペットが主流になっています。

タイルカーペットは、底の部分が塩ビですよね。

そうです!

タイルカーペットは空気を通しません。

つまり、パワーのない掃除機だと汚れを吸い取ることが出来ません。

ですからタイルカーペットのクリーニングの場合は特に、ブラシ付きのアップライト型の掃除機をお勧めします。

一枚もののカーペットも出来ればアップライト型のバキュームを使用しましょう。

乾いた土砂、例えば砂場の砂に比べ濡らしてしまった土砂は掃除が大変です。

乾いたホコリや土砂などは、バキュームで出来る限り吸う

それが、仕上がりの際に大きく変わってきます

■色鮮やかな仕上がり

■すっきりと汚れが取れます

■浮きジミの原因を作りません

その他にも、残留洗剤が残りにくい、風合いがよくなる、汚れが付きにくくなるなどメリットがたくさんあります。

欧米ではアップライトバキュームが主流ですが、それはカーペットが圧倒的に多いからです。

この基本のバキューム作業の後の工程は「カーペットクリーニング 基礎の基礎」(記事)を参照下さい!

関連記事

ページ上部へ戻る