セラミックタイルの研磨
今回のデモは、コンビニエンスストアのセラミックタイルの研磨です。
チーターパッドで行いましたが、バッチリ成功しました。
レジ前の、一番傷があり光沢のない場所でデモを行いました。
下の写真は施工前です。
かなり傷があり、傷に汚れが入り込んでいました。
グロスメーター値は11です。
ステップ1から丁寧に行いました。
セラミックタイルは相当硬度があるので、全て多めに行いました。
(※1)オーバーラッピングサーキュラーパターン工程でステップ1~3は5往復。
ステップ4~5は3往復。
最後に(※2)ナノポリッシュを使用してドライバフィングを2往復。
最終的に65~84の数値まで上げることに成功しました。
傷に入り込んだ汚れも研磨によって取れたので黒ずみもなくなりました。
下の写真は施工後の写真です。
4枚のセラミックが綺麗になっているのが確認出来ると思います。
(※1)オーバーラッピングサーキュラーパターン工程とは・・・
上の図を参考に円を描きながらポリッシャーをゆっくり回します。
(慣れるまでは1㎡ずつ行ってください。)
施工の場所に対して45℃の角度に立ち、円が重なるように施工します。
(※2)ナノポリッシュとは・・・
石材のポーラス(気孔)の中にまで入るステインプロテクター剤です。
これ1本でプロテクターとハードナーのダブル効果があります。
塗布後に水を使用せずにバッフィングして施工すると、更に鏡面仕上げが可能になります。
ステインプロテクターにハードナーをプラスした最先端の保護剤です。
柔らかい石材の仕上げに使用すると最適です。バッフィング施工後すぐに歩行可能です。
※2018年3月現在 ナノポリッシュは廃番品ですが、
同等品で「ナノガード」という商品がございます。使用方法は同じです。
(2012年4月 施工)